徒然華

ツイッターのおまけ

Inhuman Rampageのレビュー

DragonforceのInhuman Rampageが自宅に届いたのでレビューしていこうと思う。

こちらより購入が可能である。Amazonユーザーのレビューも参考になるのでぜひどうぞ。

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こちらはドラゴンフォースの3rdアルバムで、1曲目はファンならおなじみThrough The Fire And Flamesである。以下にトラックリストを掲載する。

  1. Through The Fire And Flames☆◎
  2. Revolution Deathsquad☆◎
  3. Storming The Burning Fields
  4. Operation Ground And Pound☆◎
  5. Body Breakdown◎
  6. Cry For Eternity
  7. The Flame Of Youth
  8. Trail Of Broken Hearts◎
  9. Lost Souls In Endless Time (Japan Bonus Track)◎

星がついているのがシングルカットされた曲、◎がカイワレのおすすめである。おすすめの曲をそれぞれ解説していく。

1.はSpotifyでも1億再生を超える、いまにも受け継がれる名曲だ。この頃のドラゴンフォースはサビを二段構成にしている曲があるが、これもそのうちの一つで、高速に展開されるギター、ZPの力強い歌声、腕がしびれそうなドラムの三点セットがなんともかっこいいわけである。

2.は1.にも負けないスピードチューンで、メロディーとしては他のどれよりも勝るものがあるように感じる。タイトルも斬新で、直訳すると「革命の暗殺部隊」だそうだ。なんだか音も曲名も中二病の匂いがする。

4.はシングルカットされており、Spotifyでは1400万回以上も再生されている。いかにもドラゴンフォースといった、典型を破る典型がここにある(笑)。3rdともあってかなりクオリティーが高くなっており、かっこいいという事実だけを魂に焼き付けていく。

5.は感動的な哀愁あふれるメロディーがリスナーを卒倒させんとばかりの雰囲気を作り出している。タイトルは「体の故障」。確かに永遠に聴いていると耳が故障するバンドの曲ではあるが、やはり偉大さはそれなりの大きさのものがあるのだろう。

8.は輸入通常盤では最後の曲となるバラードで、ドラゴンフォースのピロピロ音は随分抑えめになっている。個人的には最初のブクブクブク...なんていうのが意外と好きだったりするのだが、もちろんメロディーも美しく、そして静かに仕上がっている。バラードにもまとまりが出てくる頃合なのだろう、耳なじみが前作、前々作と比べて幾分よくなっている。

9.は日本版及び輸入盤ボーナストラックだそうだが、本編に入れてもよいのではないかというほどの完成度である。ボーナストラックというとどこか物足りないものが多いのだが、そんな中で音の重なり、メロディーが最高に絡み合ったこの一曲をぜひ一聴していただきたい。

実は日本盤にはエンハンスト仕様になっており、帯によればドキュメンタリー映像とデスクトップ・テーマが入っているそうだ。エアロスミスのナイン・ライヴズもエンハンストがあったのだがWindows11では流石に楽しむことができなかった。しかし今回はその9年後に発売されている。淡い期待を抱きながらエクスプローラーを開き、同梱されているexeを開く。すると、なんと...!

これはビックリ、見られるのである。エクスプローラーを見る限り、exeからmpgを呼び出しているだけの簡素なシステムではあるものの、だからこそこうしてWindows11で見ることができるのだと思うとなかなか感慨深いものである。

と、いうわけで今日はInhuman Rampageを紹介してきたが、いかがだっただろうか。購入はこちらから可能なので、ぜひ聴いてみていただきたい。Spotifyは以下↓


今日の一曲はガンマ・レイ「ヘヴン・キャン・ウェイト」でどうでしょう。長文失礼。

※当記事ではAmazonアソシエイトのリンクを利用しております。ご了承ください。

カバー曲の魅力

最近いろいろな曲のいろいろなカバーを聴いてみるのだが、これが本当に面白い。昨日の記事に引き続きおすすめの曲という形で紹介させていただこうと思う。よく「オリジナルvsカバー」なんて対決があるが、それはさておき、それぞれのいい側面も同時に紹介できたらと思うのでぜひ最後まで読んでいただきたい。

一つ目は、Celine DionのMy Heart Will Go Onである。これは映画「タイタニック」の主題歌として書かれた曲である。みなさんご存じ笛から始まるこの曲は、エアロスミスの「ミス・ア・シング」とならんで90sの映画音楽史を彩る最大のヒット曲である。オリコンで34位、ビルボードホット100で1位を記録し、様々なアレンジが公式にも行われており、総数は19だそうだ(ウィキペディアより)。

今回紹介したいのはドラゴンフォースがカバーしたMy Heart Will Go Onである。こちら、出だしからすでに怪しいのであるが最初数秒の抑え目なパートから一気にキュイーーーーンと来るギターがまたかっこいいのである。本家は4分40秒であるのに対し、こちらは3分24秒とかなり短くなっている。そこそこカットした部分もあるのだろうが、やはりスピードが体感5倍くらいなのでこれはビックリものだ。カバーの方は本家と違ってとにかく速く、明るく、音が多いのでサビを聴かないと何の曲だかわからなくなりそうだ(いい意味で)。ドラゴンフォースの8thアルバム「エクストリーム・パワー・メタル」からどうぞ。

二つ目はHelloweenのDr.Steinである。これは正式なカバーというよりはセルフカバーなのだが全体として大きく違うので取り上げようと思う。本家は3rdアルバム「守護神伝 -第二章- 」に入っており、カバーバージョンは「アンアームド」というベストの方に入っている。もともとこのベストは単なるベストではなく、すべての曲を再録し、メドレーを加えて送り出したものになっている。曲は全体的にカントリー・ポップ調にアレンジされ、プラハ交響楽団をゲスト(?)に演奏されている。件のDr.Stein(も含めてアルバム全体も)はかなり賛否両論あるアレンジで、上のMy Heart Will Go Onと同じくらいに二曲間に差がある。オリジナルバージョン(マイケル・キスクのボーカル)はこちらからどうぞ。

そうそう、やはりこれは名曲だ。キスクのボーカルが曲にマッチしていてかなり良い。続いてアンアームドバージョン(アンディ・デリスのボーカル)をどうぞ。

昨日公開した記事にあった「カメレオン」のように相当ポップさを引き上げている。ちなみに私は初めて聴いたのがこのセルフカバーの方だったのでそこまで抵抗感は感じないが、人によっては相当な駄作と感じるようで、Youtubeの評価は高:低が10526:2187とそこそこ低評価がついている。個人の意見ではあるが、少し歌謡曲らしくなったような...?(伝われ)そんなこんなで再録された方を聴くとどこか懐かしさも感じられるような気がする。Spotifyはじめ各種ストリーミングでも聞けるので是非どうぞ。

いかがだっただろうか。もっと他に紹介したいカバーもあるのだが、時間と電池の関係でそろそろおしまいにしようと思う。他の曲もハロウィン、ドラゴンフォースともに是非とも聴いていただきたい。

今日の一曲はボン・ジョヴィ「ワン・ワイルド・ナイト」でどうでしょう。長文失礼。

「駄作」の中に秘められた名作

世の中には駄作とか言われるアルバムがもちろんたくさんあるわけだが(その中には評価すらされず忘れ去られるものもある)、そんな「駄作」の中にも名作はあると信じ続けて1年くらいの私は自分の好きなバンドの「駄作」を最近よく聴いてみている。今日はその中から2つに絞って紹介しようと思う。

一つ目はGamma RaySigh No Moreである。Sighはため息を指すそうで、直訳するならば「もうため息なんてつかない」といったところだろうか。マッキーの曲に似ているな(小並感)。このアルバムが不評である理由としては、

  • ジャケットがダサい...これに関しては共感できる。なかなかInterestingな感じである。Sigh No More (Gamma Ray album) - Wikipedia←コレ。何を食べたらこれを思いつくのかというセンスである
  • 曲がイマイチ...私はかなりいい曲も多いと思う。2.Rich And Famousなんてかなりの名曲だし、6.One With The Worldはメロディック、10.The Spiritはベストにも収録されている
  • 全体として前作(Heading For Tomorrow)よりもインパクトが小さい...それは否めないところであるが、先入観ゼロで聴いてみると割に良いアルバムだと私は思う(あくまで主観だが)

など、かなり賛否両論あるアルバムだが、私はこれもまた名盤なのでは?と思う。

二つ目はHelloweenChameleonである。タイトルは「カメレオン」であるので特に和訳する必要はなさそう。これはハロウィンの5枚目のアルバムで、このアルバムを最後にマイケル・キスクとインゴ・シュヴィヒテンバーグはバンドを去る(というか解雇される)。こちらも不人気な理由として、

  • 曲がつまらない...後述する音楽性とも少し関わるが、曲が全体としてつまらないそうだ。メロディーが平坦だのたるんでいるだのかなりの言われようだが、別にそんなことはないと私は思う。
  • 音楽性が変わりすぎている...これは共感できる。所謂純粋なメタルファンが求めるHMの音とは相当な乖離がある。しかしながらZ世代かつHRもポップもカントリーもブルースも嫌いではない私からするとこれもなかなか良い音に仕上がっているのではないかと思う。ちなみにこのアルバムの2作前が「守護神伝 -第二章- 」なので相当な変わりようであることがうかがえる(もちろんカイ・ハンセンの脱退が大きく影響している)。いずれにしても後の「Unarmed」のようなカントリーっぽさがある音楽も私は好きなのでキスクが主導権を握ったこのアルバムを聴いても親指を上に立てることは十分可能だ

と言われている。7.Revolution Nowが少しアメリカンロック(低迷期のエアロスミス辺り)っぽいと思ったのは私だけなのだろうか。アルバムは(日本国内において)各種ストリーミングでは聴けないのでフルアルバムのYoutubeリンクを添付しておこう。下からもどうぞ。

とまあここまでざっと紹介してきたがいかがだっただろうか。おすすめの曲、今日のテーマである「駄作と言われた名作」もツイッターのDMで待っているので、(HR/HM、特にメロスピは喜ぶが)何でもおすすめの曲があれば送っていただきたい。

今日の一曲はガンマ・レイ「リッチ・アンド・フェイマス」でどうでしょう。長文失礼。

外出しての運動

今週のお題「外でしたいこと」

ということで今週もお題に沿って記事を書いていくの巻きである。

最近(とは言っても数年前から)は長中距離ウォーキングや長中距離(?)サイクリングに行っている。これが意外にも楽しく、多摩地域の東(の方)にある自宅から新宿・渋谷まで歩いてみたり、去る土曜日には羽田空港までサイクリングしてみたりした。一応羽田まで自転車で往復すると優にフルマラソンを超えてしまう(自転車だが)。

家でゲームしたりSNSを眺めたりするのもそれはそれで楽しいのだが、人間のシステム的に外出は一日一回はしたほうがいいらしいので、土休日もしっかりと散歩かサイクリングかするようにはしている。むろん長距離を行くのもとても楽しいのだが、地元の魅力を再発見すべく各停しか止まらない地元の駅の周りを歩いてお菓子を買ってみたり、ちょっと隣の駅まで歩いてみたりとのんびりと午後を過ごすのも楽しいものである。

ここ一週間ほど気温が急上昇(というほどなのか)して汗ばむようになり、散歩の旬も終わりかと案じてはいるものの、やはり外出は人間が本能的に持つリフレッシュ機能なのだからフル活用しなくてはならないのだろう。私はそれでも半袖短パンで外出を続けている(もちろんビジネスシーンなどは別)。

最近(本当)は図書館に行くことも多くなったように感じる。図書館で私のお気に入り路線である武蔵野線の本を借りて歴史探訪に行ってみたり、推しバンドのヴォーカリストの自伝を借りて読んでみたりと、かなり私の好みは多岐にわたっている模様である。

おっと趣旨から少し外れている。「外でしたいこと」というと私の答えは「越谷レイクタウン」に行くことなのだが、武蔵野線大回り乗車の関係で府中本町⇔東京よりも府中本町⇔越谷レイクタウンの方が高くつくのであまりリーズナブルな遠出ではないと少し渋ってはいるのだが、イオンはリニューアルされたようだし、忙しくなる前に行きたいところではある。

そろそろ夜9時なのに越谷レイクタウンに行きたくなってきてしまった。ヤフーで検索する。21:08府中本町発に乗ると21:56に越谷レイクタウンに到着できるそうだが、さすがにイオンも閉まってしまうので今日はこんなところで書き終えたいと思う。

今日の一曲はハロウィン「リヴィン・エイント・ノー・クライム」でどうでしょう。長文失礼。

新年度を迎えて

いよいよ桜も満開、そして散りゆくこの季節に入り、ようやく春、新年度を実感できるようになった。昨年まで当たり前だったことが噓のように過ぎ去り、あっという間に新しい価値観が私たちにもたらされるのもこの季節だろう。

そんな中、新中一の話し声を聴く機会があった。まだ小学生らしさが残るどこかあどけないような声、そこに秘められた純粋さ、たった一文を聴くだけでもこちらとしてはなかなかのインパクトである。彼らの声は自分が成長していく前の段階に在りしもの、また成長の過程で徐々に失ってしまうものを私たちに思い出させる。

一年前の自分はここまで冗長に考えていなかったように思われる。もしかするとこの感覚を私よりも味わっている新入生、新社会人諸君もおられるのかもしれない。ただ、これほどの強い何かを感じ取ることができるようになったのもまた成長の一つで、故に今の中一も私と同じ年齢になったときに同じことをまた考えているのかもしれないと思うと感慨深いものである。

先日近くを通った世田谷通り近くの多摩川の桜は幾分か散りゆいていたものの、まだ咲き誇る桜の花は本当に多量である。あと何度この桜をこの気持ちでこの地元で見ることがあるのかと考えるとどこか胸の奥に寂しく感じるものもある。多摩川をサイクリングする若い男性たち、それを優しく見守り、また護るかの如く散る桜の花々に心を寄せながら今日はこんなところにしようと思う。

本日の一曲はドラゴンフォース「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」でどうでしょう。長文失礼。

今週のお題「きれいにしたい場所」

今週のお題「きれいにしたい場所」

暇なので書いてみよう。私の部屋は相当きったないのであるが、とりあえずありとあらゆる所に本やら紙やらが見事に産卵(みたいなノリで散乱)しているわけで。汚いのは嫌いだけれども掃除する気も起きず、気づいたときにはこのままじいちゃんなんだろうなあと思いつつこの記事を書いている。この記事を書いている間にも掃除をすればよいのではないか?と思う人も多かろうが、これが驚くことにそんな気にならないのである。いつも身辺から掃除をしろと言われるものの、まだ床の95%は物で埋まっていないのでセーフラインぎりぎりかもしれない。