徒然華

ツイッターのおまけ

ハロウィンの黒いアルバム、ダーク・ライドのレビュー

先日、中野にある某中古店でHelloween「The Dark Ride」を購入してきたのでレビュー。

こちらはSpotifyはじめ各種ストリーミングでは聴くことができないので、暑い中わざわざ中野まで自転車を進めた。初夏(というかもはや夏)のように感じられる中をぶっ飛ばしていく。片道を自転車で行くだけでも汗がだくだく、これを往復するとだくだくどころの話ではなくなる。神様、もう少し涼しくなりませんか。

本題のレビューに移る。今回購入した中古は480円(税込)、事前に確認したところでは大きな傷あり、とのことだったのだが、レジにて見せてもらうと特にそういったものは見当たらず、安心して購入できた。日本盤を購入したのだが、日本盤はAll Over The NationとMr.Tortureの順番が逆になっている(理由はわからない)。収録曲(日本盤)は以下の通り。

  1. Beyond The Portal (intro)
  2. All Over The Nation◎
  3. Mr.Torture◎
  4. Escalation 666
  5. Mirror Mirror
  6. If I Could Fly◎
  7. Salvation◎
  8. The Departed (Sun Is Going Down)
  9. I Live For Your Pain
  10. We Damn The Night◎
  11. Immortal
  12. The Dark Ride◎
  13. The Madness Of The Crowds (日本盤ボーナストラック)

おすすめの曲に◎をつけた。今回はそちらを紹介していく。

ハロウィンのアルバムとしてイントロは全く珍しくないのだが、実はこのイントロは次の曲とつながっていない。そもそも2.と3.が入れ替わるくらいだからそんなことはお察しかもしれないが、珍しく感じられた。

2.は「ダーク」な側面を全く見せない、明るく、感動的な曲でアルバム全体とはかなり対称的なものになっている。

3.はダークなハロウィンのサウンドとして、それでいてメロディアスな曲である。トレジャーチェストの一曲目に収録されている。

6.はみなさんご存じの曲だが、どうも和風な匂いがするような...「代表曲」としてはもうひと味付けられたらよかっただろうにと少し残念な感じ。特別悪くはないし、名曲であることに変わりはないので紹介した。

7.はハロウィンらしい、メロスピらしい、メロディーがなかなか良い曲。メロディー重視派の私からすると一聴で気に入ってしまうほどの名曲である。

10.もまたメロディーがいい。長々語るのも面倒なのでまずは聴いてみることをお勧めする。

12.はハロウィンおなじみ長い曲である。ダレず、スピードを保ちながら、徐々に後半へと進んでいくこの曲はローランド作曲で、同氏作曲の長い曲はこれ以外にはない。

ということでハロウィンのダーク・ライドを紹介してきたがいかがだっただろうか。世間では「?」な評価を受けているこのアルバム、私はかなり気に入ったので皆さんにも購入をお勧めする。購入はこちらから。

本日の一曲はハロウィン「パワー」でどうでしょう。長文失礼。