徒然華

ツイッターのおまけ

Gamma Ray/Induction 東京六本木ライヴを終えて

昨夜、六本木で行われたガンマ・レイ(スペシャルゲスト:インダクション)のライヴを終えてつらつらと感想を書いていこうと思う。会場は撮影禁止(というか撮れる余裕などない)なので私が撮った写真はないが、各所公式からの画像は引用していく。

1.インダクション

ティム・ハンセン率いるこちらのバンド、最新アルバムは昨日の朝に聴いていたのだが、ライヴの迫力もなかなかである。特にヴォーカルのCraig(クレイグと読めばいいのだろうか)の声の迫力がなかなかで、前座としてはずいぶん長い約50分、9曲も演奏して観客を全力で湧かせてくれた。事後、ティムのインスタグラムにはアリーナ席の観客を撮影した動画がアップされており、アリーナ前列方にいた私も見事に映っていた。リンクはこちら

2.ガンマ・レイ

主題のガンマ・レイであるが、こちらは日本限定でラルフ・シーパースがゲスト参加し、カイ・ハンセン、ラルフ・シーパース(一部)、フランク・ベックの実質トリプルボーカルで行われた。インダクションの時はそこそこゆったりしていたアリーナ中央前方も1曲目「ランド・オブ・ザ・フリー」でぶわっと人の波が押し寄せてきた。最初の方はフランク・ベックとカイ・ハンセンが二人で歌っていたのだが、5曲目「ラスト・フォー・ライフ」からラルフが登場すると会場の熱気は以前の50倍くらいになり、ラルフを一目見ようとまたしても同じく50倍くらいの人の波が押し寄せる。

https://twitter.com/victor_rocks/status/1787842912656756775/photo/1

VICTOR ROCKS公式エックスより。アリーナ前方中央の密度が段違い。

中盤、「マン・オン・ア・ミッション」あたりからはカイ・ハンセンを一目見ようとまたしても中央に人が押し寄せた。この曲、最終盤でバラード風にゆっくりと引き延ばした後に最後にドドンと終わらせており、それはそれは感動的な展開になっていた。さすがカイ。後半戦「サイレンス」では、ラルフも参加してフランクと一緒に、カイと一緒に歌い上げていた。キャリーオンのくだりでは観客の大合唱で過去一番目に満足感がある「サイレンス」を聴けた。

終盤、「サムホエア・アウト・イン・スペース」ではフランクが一発ギャグを披露。観客も盛り上がった。

次は「Somewhere Out In Space」から、タイトル曲だよ。あれ?なんていう曲名だっけなァ、なんだっけ...

そうだよ、「Somewhere Out In Space」さ!レッツゴー!

かっこいい。

「今夜もあと少し、これは長い曲だよ」というラルフの紹介で始まる「ヘディング・フォー・トゥモロウ」、深夜帯なのでみんなこの後はヘディング・フォー・トゥモロウするわけで、会場の熱気もかなり高まっていた。ややカットされたところもあったものの、ほぼ全編を演奏し、彼らは退場していった。

 

ガンマ・レイガンマ・レイガンマ・レイ」という観客の声に応えて再び出てくるガンマ・レイ。「パワー・プラント」から「センド・ミー・ア・サイン」を披露し、観客のコーラスもヴォリュームをマックスにしてラルフと一緒にかの名曲「ヘヴン・キャン・ウェイト」に突入する。代表曲なのでアリーナではほとんどの人が歌詞を覚えており、会場が一体となって超大声で超大合唱が行われた。私も大声で歌ったためか、初めて「声を出しすぎて音程が取れなくなる」ということを実感した。

会場の熱気は終わっても冷めず、片付けをするサポートスタッフに「ありがとうございましたぁ!!!!!」と伝えるおじさんもおり、皆ノリノリの一夜であった。私はアリーナ立見で膝の裏がバッキバキになったので速攻帰宅したが、YouTubeには帰宅配信、なんてものも上がっていてなかなか面白い。

セットリストは以下の通り。ラルフ参加曲は星で示す。

Welcome

Land Of The Free
Last Before The Storm
Rebellion In Dreamland
Master Of Confusion
Lust For Life☆
One With The World☆
Man On A Mission
The Silence☆
Dethrone Tyranny
Somewhere Out In Space

ENCORE 1:
Heading For Tomorrow☆

ENCORE 2:
Send Me A Sign
Heaven Can Wait☆

 

楽しかった、その一言である。今日の一曲はガンマ・レイ「ビヨンド・ザ・ブラック・ホール」でどうでしょう。長文失礼。